ENTRY

ROYAL PALACE

  • おお、よくぞまいられた!
    ここはエンジニアの楽園、TICランド。
    ティアよ、よくぞお客人を連れてきてくれた。

  • お客人、何事もまずは全体を把握することが重要じゃ。
    TICランドがどんなところなのか、
    我らの仲間たちが何をしているのかを、説明をいたそうか?

  • …え、そうなの? …うん、わかった(しょぼん…)。

  • その心意気や、よし!!
    では、話そうかの・・・。

  • まず、TICが国の事業として取り組んでいるのは、
    「テストエンジニアリング事業」というもの。
    TICランドの住人が、皆、楽しんでやっているものじゃ。

  • 「テストエンジニアリング」というと
    難しく聞こえるかもしれんが、わかりやすく言えば、
    新しい自動車が開発され、世の中に出るために、
    様々なテストをしていると思ってもらったらいいじゃろう。

  • じゃが、テストと一口で言ってもな、
    それはそれは様々なものがある。
    温度、湿度、電波、IT、振動、防水、
    防塵、剛性、ユーザビリティなど、
    いろーんな側面から、自動車やその部品の
    性能や品質を検証する…。
    とても、奥が深いものなんじゃ!

  • それに関わるエンジニアたちも、
    まさにプロフェッショナル…!
    つまり、この国の住人たちの多くが、
    テストエンジニアリングの
    スペシャリストというわけじゃ!!

  • しかし、安心されよ。
    最初はだれしも、皆、お客人のように、
    ふらっとこの国を訪ねてきた者たち…。
    なんの技術も知識もない、
    自動車に興味もない者も、おった。

  • クルマとダルマを間違える者もおったぐらいじゃ。

  • コホン…。それは、ウソじゃ。

  • この国が居心地がいいのか、仕事が楽しいのか、
    いつの間にか、すっかり皆、
    定着してしまっていると言うわけじゃ。
    この国には誰もがゼロから高みを
    目指せる秘密のノウハウがあるからの。
    まあ、その秘密は追い追い、分かってくるじゃろう…。

  • ほかにも聞きたいことはあるかな?

  • お主も聞いたことがあるかもしれんが、
    今や世の中は、IoTやAIの時代。
    そんな中で、自動車業界は
    ますます進化を遂げるはずじゃ。

  • たとえば、ドライバーが運転しなくてもいい自動運転車。
    クルマが情報ネットワークや新しいテクノロジーと、
    もっとつながることで、今は想像すらできないような
    未来のクルマ文化が生まれるやもしれん。

  • そんな未来を味わうだけでなく、
    自分が創り手の一員になれるというのも、
    この事業の魅力じゃの。

  • ほかにも聞きたいことはあるかな?

  • 忘れてならないのは、
    地域社会や地球環境への貢献じゃ!

  • 二酸化炭素は、地球温暖化の原因の一つと
    言われているが、少しでも、地球にやさしい
    クルマを生み出すべく、電気自動車、燃料電池車
    といったエコカーの開発も進んでおる。

  • 交通事故を減らし、
    もっと安全にドライブを楽しめるように、
    自動ブレーキシステムの性能を高めていくのも、
    テストエンジニアリングが、不可欠じゃ。

  • 地球にも、人にも、幸せなクルマ社会を目指して。
    まだ世の中にない、新しい乗り物をつくる支援をする。
    それが、TICの使命ということじゃの。

  • ほかにも聞きたいことはあるかな?

  • どうじゃな?話を聞いてみて、
    ちょっとワクワクしてこんか?

  • もし、ちょっとでもワクワクしたら、
    それは、お主がTICで必要とされる
    「才能」をもっている証じゃよ。

  • …おっと。
    つい、話が長くなってしまった。いつものクセでな。
    それでは、お客人。また会おう。

    話を聞きたかったら、またいつでも遊びに来るとよい。