Engineer Voice
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F1のプロジェクトでの経験が、
今、組織づくり、人づくりに
活きています。
- 早川 輝HIKARU HAYAKAWA
- 2007年入社 / 自動車整備学科 卒
グループリーダー
北海道の帯広出身。学生時代は帯広のサーキット場でアルバイトもしていましたが、とにかくレースやクルマが好きで、就職先もそういう視点で探してたどり着いたのが、TICでした。名古屋なら、富士スピードウェイも近いですからね(笑)。その後、エアバッグ、電気自動車のバッテリー冷却システム、燃料電池自動車の水素電池など、様々な製品を担当してきましたが、特に印象に残っているのは、F1カーの電装関連の性能評価を担当したことでしょうか。とにかく、求められる業務スピードが、F1並に速かった(笑)。通常は1年かかって検証することを、次のレースまでの間、1週間、2週間という短期間で仕上げないといけないんですから。海外製のパーツが必要となった際、海外のメーカーと慣れない英語でやりとりしなければならないのも、苦労しました。でも、皆、“優勝”という大きな目標に向かって一丸となって努力する。その時の経験が、今に活きてますね。現在は、ハイブリッド車やプラグインハイブリッド車のバッテリー開発の部署を取りまとめるグループリーダーとして、7チーム、総勢70名のマネジメントをしていますが、各ユニットの目標を明確にし、人材育成を楽しんでいます。様々なスキルをもった人材が育っていけば、クライアントも、TICも、そして社員自身も嬉しいですからね。僕自身も、これからマネジメントや経営について一層、経験と知識を積み上げていけたらと思います。
Private!
実は、社内結婚しまして(笑)。今1歳半(インタビュー当時)の息子と遊ぶのが何より楽しいですね。息子の名前も自分が好きなF1レーサーの名前を拝借してつけたのですが、本人は工事車両のおもちゃで遊んでばかり。レーシングカーに興味をもたせるのに必死です(笑)。最近、やっと歩けるようになってきたので、家族で遊園地や実家の北海道に旅行などして、楽しい日々を過ごしています。