プロジェクションマッピング

プロジェクションマッピング

最近、街中で見かけることが多くなったプロジェクションマッピング。美しく、壮大な映像演出に心を奪われる人も多いのではないでしょうか。
「でも、自分たちでやるとなると、ちょっと敷居が高いよね…」そんな風に考えていた私たち。ところがある日、社内でこんな声が上がりました。

「プロジェクションマッピング、やってみない?」

正直なところ、自動車テストとは関係なさそう。でも、「面白いことならやってみよう!」という精神が私たちの原動力です。こうして、社内プロジェクトがスタートしました。

小さな部屋にプロジェクターを数台設置し、音響設備にも力を入れて複数のスピーカーを導入。電源が足りないところは自分たちで配線を引き回して調整。準備だけでも大掛かりな作業です。

次に取り組んだのはソフトウェア開発。ゲーム開発でも使われる「Unity」を使って、3Dモデルを作成しました。普段の業務で培ったCADの知識が思わぬところで役立ちました。

背景が少し寂しかったので、首都高を撮影した映像を取り入れたり、ホログラムを追加したりと、試行錯誤の繰り返し。

部屋を真っ暗にして、ついに再生の瞬間です。現地で見ると、まるで映画館のような臨場感!動画では伝えきれない迫力に、自分たちでも驚きました。

多少のズレや粗さもご愛嬌。これは「売り物」ではなく、挑戦する楽しさを重視したプロジェクトだからこそ許されるものです。

今回の経験で得たものは、映像や音響技術だけではありません。チームで何かを生み出す楽しさや、自由な発想が未来への大きな可能性を広げるということを改めて実感しました。

さて、次は何をつくりましょうか?

社員で創る